下記の機能を作りたい、どうすればいいか教えて:
1) Google sheetに行が追加されたらkintoneにその情報を連携して追加する。
2)Google sheetで情報が更新されたら、kintoneの情報も新しい情報を連携して更新する。
3)Google sheetの情報が削除されたら、kintoneから該当レコードを削除する。
指定された機能を実装するためには、Google Sheets API、kintone API、およびイベント駆動型のアプローチを使用して、これらのサービス間のデータ連携と同期を実現する必要があります。以下に、これらの機能を実装するための基本的なステップを説明します。
1. 必要なAPIキーとアクセス権を取得する
- Google Sheets API の利用設定とAPIキー(またはOAuth2.0トークン)を取得します。
- kintone API の利用設定とAPIトークン(またはユーザー認証情報)を取得します。
2. Google Sheetsのイベントを監視する
- Google Apps Scriptを使用して、Google Sheetsのイベント(行の追加、更新、削除)を監視します。
- トリガー(イベントリスナー)を設定して、特定のアクションが発生したときにカスタム関数を実行するようにします。
3. kintone APIを使用してデータを連携・同期する
- Google Sheetsのトリガーが発火した際に、kintone APIを呼び出してデータの追加、更新、削除を行います。
ステップバイステップの実装
ステップ 1: Google Apps Scriptの設定
- Google Sheetsを開き、「拡張機能」>「Apps Script」を選択します。
- 新しいスクリプトに以下のような関数を作成します(例として、行が追加されたときに実行される関数):
javascriptCopy codefunction onRowAdded(e) { // kintoneにデータを追加するロジックをここに記述 }
- Apps Scriptのトリガー機能を使用して、onRowAdded関数が特定のシートの変更を検出したときに実行されるようにします。
ステップ 2: kintoneへのデータ連携
- Google Apps Script内からkintone APIを呼び出して、データのCRUD操作(作成、読み取り、更新、削除)を行います。
- 例えば、行が追加されたときにkintoneに新しいレコードを追加するには、kintoneのAPIエンドポイントにPOSTリクエストを送信します。
javascriptCopy codevar kintoneUrl = 'https://{subdomain}.kintone.com/k/v1/record.json'; var apiToken = 'YOUR_KINTONE_API_TOKEN'; var headers = { "X-Cybozu-API-Token": apiToken, "Content-Type": "application/json" }; var payload = { "app": YOUR_APP_ID, "record": { "fieldCode": { "value": "New Value" } // 他のフィールドも同様に追加 } }; var options = { "method" : "post", "headers": headers, "payload" : JSON.stringify(payload) }; UrlFetchApp.fetch(kintoneUrl, options);
ステップ 3: 更新と削除の処理
- Google Sheetsで情報が更新された場合や行が削除された場合のトリガーも同様に設定し、対応するkintone APIを呼び出してデータを同期させます。
注意点
- 実際のAPI呼び出しには、認証情報(APIキーまたはトークン)が必要です。これらの情報は安全に保管し、スクリプト内で直接露出させないように注意して